花王株式会社様

Amazon広告データの自動収集で工数が大幅削減。海外用広告アカウントデータの収集/分析も可能にし、革新的な生産性向上を目指すデジタル部門と各ブランドのデータ活用をアシスト。

 

クライアントの課題

2020年12月に中期経営計画「K25」という5カ年計画を発表。K25にはいくつかの目標があり、ライフケア事業の立ち上げや、既存商品の強化などいくつか目標が設定され、その中の一つにデジタル技術を使った抜本的なビジネス改革が掲げられる。2021年1月に、デジタルを駆使したビジネス改革を実現するためDX戦略推進センターが新設。今まで人が時間を掛けてやってきた部分をAIやデジタル技術を使って自動化することで、革新的な生産性向上を目指す。
 

私たちのアプローチ

以前は日本の広告アカウントだけを週1回手動でダウンロードし、それを社内データベースに手動でアップロードする作業を複数人で実行。工数がかかりすぎるためなんとか自動化したい、開発コストの問題や、APIのアップデートに対応できないなどの理由で自社開発も困難という課題に対して、gluを導入しデータ収集とレポーティングの工数を削減。メンバーとのコミュニケーションにはBacklogを使うことで各タスクの優先度、緊急度などに応じて適切なコミュニケーションを提供。
 

結果

検討時は日本国内を対象としたデータを対象としていたが、glu導入後は全行程の自動化に成功したため、海外の広告アカウントを含め多くのデータソースを接続し、工数を削減。各国のAmazon広告データを、タイムリーに横並びで見ることができるようになり、国ごとのブランドの購買傾向や広告の配信傾向などを分析する基幹システムとして稼働している。現在は広告データをUX/CX強化による事業支援に活用するため、トレンドやユーザー分析を目的としたデータ活用に拡がっている。