愛知ドビー株式会社様

体系的な広告運用の体制と、戦略的なマーケティング計画の立案をバックアップ。インハウス時に課題だったCPAの高止まりもブースター代行で改善し、一時は15ヶ月待ちの人気商品へ。

 

クライアントの課題

鋳物ホーロー鍋の「バーミキュラ」の発売開始当初、メディア露出が高い時期には一気に売れるが、そうでない時には有効なWeb販売施策を打てず、販売が下がっていってしまうという売り上げの凸凹が課題。それをいかに平坦に均して、時期を問わず積極的にお客様にアプローチできるかについて試行錯誤を繰り返し、リスティング広告を試したこともあったが、効果の実感がなく、CPAも高止まりしていて、体系的な広告運用ができている実感がなかった。
 

私たちのアプローチ

魅力的な製品の認知と、安定的な需要喚起を図る戦略立案のため、事業戦略や運用や改善のサイクルにおける方針、具体的なマーケティング計画など、情報の非対称性を無くし、今後の改善をより密に進めるため透明性の高い体制を構築。広告アカウントの再設計から着手し、魅力的な商品を広く知ってもらい、ユーザーからの支持や期待、ポジティブな感想の渦も含めたブランドのストーリーになるべく確実に触れさせることで、ポジティブな評判サイクルを増やし、最終的な購買行動につなげる施策を実行。
 

結果

以前は高止まりしていたコンバージョン単価は下がり、メディアの露出量に比例していた売上の凹凸も高水準で安定化。Web広告の販売が落ち込むと打つ手が無く、鍋という製品特性上シーズナリティに大きく影響を受けていたが、ブランド周辺の情報構造を整理し、適切なアプローチをとったことで注文からお届けまで最長15ヶ月待ちという記録的な人気製品へ。その後インハウスのグラデーションには変化が起きながらも、米国への海外展開や新しい製品ラインナップのローンチ、ブランド体験型複合施設「バーミキュラ ビレッジ(VERMICULAR VILLAGE)」のオープンなどをサポート。