大手生命保険会社

運用代行支援を通じて運用の基礎を学び、運用内容に対する双方向の議論ができるように。内製と外注を組み合わせたハイブリット運用で柔軟性と透明性の高い運用体制を実現。

 

クライアントの課題

Web集客の目標未達が続いている中、現在の運用委託先パートナーからは「これ以上できることはない」という報告をされてしまい、改善の目途が立たない。アカウントは共有されておらず、社内に運用の経験者もいないため、報告内容に対する妥当性が評価できない。今後、広告データとCRMデータを連携した効果分析に取り組みたいこともありインハウス化を検討している。とはいえ、すぐにはすべての運用を内製化するリソースは用意できないため、まずはできることから進めていきたい。
 

私たちのアプローチ

まず、検索広告よりも先にディスプレイ広告のインハウス化を進めることにした。より事業への影響が大きい検索広告については、将来のインハウス化を見据えてオーリーズがブースター代行をすることにして、クライアントオーナーでアカウントを開設し運用を開始。将来のインハウス化を見据えて、アカウント設計の背景や運用の基礎知識を、定例会の場を活用してレクチャーを実施。検索広告の引継ぎタイミングでは、全体の成果やクライアント側のリソースを見ながら中長期で考えていくことにした。
 

結果

インハウス化を目指して始めたプロジェクトだったが、想定以上にブースター代行によって検索広告の成果が向上した。また、日々のコミュニケーションや定例会の場を活用したレクチャーによって、クライアント側にも検索広告運用の知識が身に付き、運用内容を評価できるようになった。今後も引き続き情報源を確保したいことや、自社運用(ディスプレイ領域)の客観性を維持したいことなどから、外部委託を継続することに。