ソニー銀行株式会社様

伴走型のインハウス支援によって、オフラインの口座開設や売上へつながる、ベストプラクティスの発見をバックアップ。glu×BIの環境構築によって、ダッシュボードへの広告データ一括出力も簡単・迅速に実現。

 

クライアントの課題

銀行業ならではの厳格なチェック体制が、アウトソーシングの際の課題に。例えばクリエイティブを一つ作るのにコンプライアンス部はもちろん、その商材に関わる全ての部署のチェックを通し、広告配信に関する設定も同様のスキームだったため、金融商品ならではの協業体制で広告代理店にお任せできる部分が少なく、スピード感もない。また、インハウス化を進めた場合でもPDCAサイクルを継続的に行うデータの集計・レポート作業が煩雑で効率化が必須。
 

私たちのアプローチ

第一の目標を「広告代理店に依頼していた広告運用業務を完全に社内運用に切り替えること」に設定。広告運用に関する基礎〜応用までをカバーしたナレッジトレーニングを提供、その内容に基づいて既存の広告アカウントの変更点を議論し、広告代理店にアカウント構成の変更を依頼することからスタート。並行して、自動でレポーティングできる体制を整えるために「glu」の導入を進め、広告代理店が保有/運用する広告アカウントを自社所有に切り替えるべく、自社アカウントの構築準備を支援。
 

結果

運用型広告の配信に関連する業務領域全般をインハウス化することに成功。ナレッジトレーニングの成果もありメンバーに広告運用に関連するスキルセットが備わり、ヘビーに近いインハウス体制で業務を遂行している。gluで収集したマーケティングデータをDomoのダッシュボード上でビジュアライズし、進捗管理や予算実績管理を全て自動化させたことで、以前は手を打てていなかったディスプレイ広告において目に見えて成果が出るようになり、運用型広告経由での口座開設件数も着実に増加している。