株式会社日本旅行様
外部環境の変化や人事異動に強いインハウス体制構築を支援。手作業のレポーティング業務を自動化し、データ分析や戦略立案のための工数を確保。
クライアントの課題
コストを抑えるという意味もあったが、「社内の人間が有する旅行に関する豊富な知識や自社データを広告のクリエイティブやターゲティングに活かすべきだ」と考え、2010年頃からインハウス体制での広告運用を開始。しかし、広告運用に関する知識やインハウス体制での組織運営のノウハウは持っていなかったため、2010年から固定型のコンサルティングを発注。移り変わりゆく旅行業界と、変化の激しいWeb広告の世界で最適解を出し続けていく必要がある。
私たちのアプローチ
内的 / 外的双方の要因で変化が起きる旅行業界において、変化への耐性を持つ組織作りを実現すべく、毎週3-4時間程度の定例ミーティングを開催。デジタルマーケティング業界の最新情報をチーム全員で共有し、各メンバーと目標達成までの進捗状況や担当箇所の壁打ちなど1on1セッションを繰り返し実施。通常のWeb広告施策だけでなく、オフラインコンバージョンの獲得も目的とした店舗誘導施策の展開時や、業務効率化を図るBIツールを使ったレポート環境の構築も専任のコンサルタントが支援。
結果
広告運用を専門とするチームが発足した2015年から、事例取材時の2019年の間で +250% の販売額を記録。毎年チームメンバーが入れ替わる中で、広告運用に携わってこなかった担当者へトレーニングを行い、各メンバーの人事査定の目標設定などにも携わりながら、その時々の課題に沿ったテーマでコンサルティングを行いインハウス体制と広告効果を維持。クライアントサミットの開催によって各種広告メディアのアップデートやトレンドをいち早く察知し、媒体社とも強固な関係性を構築。